『終の棲家』 2024/01/31 -ブログ, 書評 北沢美代の『終の棲家』は有料老人ホームの入居者から見た老人ホームの生活描写だ。冒頭から世田谷の松沢病院が出て、たまたま私の自宅から近く、赤堤通りを使って自動車で甲州街道や環状八号線に出るとき八幡山の手 … 『白い航跡』 2024/01/08 -ブログ, 書評 吉村昭の『白い航跡』上下二巻を読んだ。これもやはり幕末から明治維新の時代の医者の話である。先の『暁の旅人』と『夜明けの雷鳥』の二人、すなわち松本良順と高松凌雲は幕府サイドの医者であったが、この『白い航 …